保険・補償はどうなっているのか?気になりますよね。
万が一の時の事故に備えて、カーシェアリングの保険・補償について調べてみました。
自動車保険が付帯しているので安心
カーシェアリングの利用料金には、自動車保険料が含まれています。
万が一の事故に備えて、自動車保険が付帯していますので、レンタカー同様、安心して利用することができます。
補償内容は、以下のとおりです。
対人補償 無制限
対物補償 無制限
車両補償 時価額
人身傷害補償 各社で違いあり
搭乗者傷害補償 各社で違いあり
人身傷害補償、搭乗者傷害補償に関しては、各社で違いがあります。
出典: http://www.car-share.net/h_hoken.html
ということで、レンタカーを借りる際と変わりませんので、カーシェアリングだからと言って、補償・保険の面で心配することはありません。
なお、利用者に明らかに非がある場合には、上記の補償や保険が適用されない場合があるので注意が必要です。
保険・補償が適用されない場合
以下のような場合は保険・補償が適用されません。
利用者側がルールを守らなかったり、不注意による被害であったり、と利用者に非がある場合です。
以下のような場合には、保険・補償が適用されないだけでなく、ノンオペレーションチャージという費用が発生するケースもあるので、ご留意ください。
事故を警察に届けなかった場合(事故証明がない場合)
補償内容を超えた損害が出てしまった
非会員が運転中に起こした事故
故意に事故を起こした場合
法を犯して運転した、飲酒運転など
パンクやタイヤの損傷や、車内を汚してしまった場合など
カーシェアリング業者と交わしたルールを違反した、無断延長など
会員の不注意が原因、鍵のかけ忘れで盗難など
ノンオペレーションチャージとは
事故などで修理が必要となり、その車を一時的に利用できなくなった場合、カーシェアリングサービス会社にその期間の補償(営業補償)をしなければなりません。
それが「ノンオペレーションチャージ」です。
車を利用できなくなるため、カーステーションの利用者とカーシェアリング会社への迷惑料のようなものですね。
一般的には、20,000円~50,000円くらいの費用が必要となります。
分かりやすい例をあげると、「喫煙によるタバコの臭いの除去」「ペット同乗によるペットの毛の清掃と臭いの除去」のために、一定期間、クルマを使えない状況になるとします。
クルマを使えない分、カーシェリング会社にとっては損害になりますので、その損害分を補填する必要があります。
ということで、上記の場合には、車内の清掃料(実費)に加えて、ノンオペレーションチャージの支払いが必要になるという流れです。
まとめ
以上、カーシェアリングの保険・補償に関してと、それが適用されない場合のノンオペレーションチャージについてまとめてきました。利用方法によっては、補償を受けれなかったり、追加費用が発生してしまうこともありますが、次の利用者のことを考えて、常識の範囲で運転をしていれば、何も問題は無いことばかりですので、ルールを守って利用していれば、大丈夫です。
ということで、保険・補償の心配も解決したところで、安心してカーシェアリングを楽しみましょう!!