AKBやももクロに代表されるアイドルグループのライブでは必須アイテムとなっているサイリウム。
(引用:Wikipedia)
ああ、あの光る棒はサイリウムと言うのか、と初めて知った私です。
知ってしまったが最後、どんなものなのだろう?と気になってくるわけです。
ということで、サイリウムについて調べてみました。
サイリウムはいつ使われるの?
サイリウムと聞くと、何やら危険な化学物質をイメージしてしまいますが、そんなことはありません。
我々の身近な生活で良くみかけるアレです。
そもそもサイリウムって何?
そもそもサイリウムという呼称、調べてみると実は「サイリューム(Cyalume)」が正式名称のようです。
この「サイリューム」、もともと商品名だったのですが、世間に広く認知された結果、今ではケミカルライトの総称を指すようになったようです。
ちなみに、この「サイリューム」の語源は、開発社名のシアナミド (Cyanamid) とルミネッセンス (luminescence、発光) の合成語とのこと。
Cyanamid + luminescence
で、英語発音では、「サイアルーム」ですね。
これがサイリウムになるのは、さすがカタカナ英語というところです。
サイリウムって危なくないの?
さて、このサイリウム、日常生活で使うとしたらライブ会場でのケミカルライトとしてでしょうか。
人数も沢山入っている会場で、ライブも盛り上がってくると、ブンブン振り回すこともありますよね。
何かの拍子に割れてしまって、発光液が漏れてしまったら?誤って目に入ってしまったら?
その安全性が気になるところです。
以下、Wikipediaからの引用です。
〜Wikipediaより〜
ケミカルライトには過酸化水素が含まれており、また副生成物としてフェノールができる。
そのため、この液体が目に入ったり飲んだりすると一時的に痛みが出ることがある。
少量であるため水で洗うなどすれば大きな健康被害が出ることはないと言われる。
なるほど、フェノールなので大丈夫そうです。
良いものではありませんが、毒性は弱いので、ちょっと目に入ったくらいであれば問題ないですね。
余談ですが、理工学生だった私は、研究室の実験で日常的にフェノールを使っていました。
ということで、これで安心して、あなたもライブ会場でサイリウムを振り回せる??
と、こんな締めくくりは良くないですね^^
ライブはマナーを守って、みんなで楽しみましょう!!
ご参考までに、サイリウムの購入先を。200円で買えるみたいです、意外に安い。
