長時間、本を読んだり、PCの画面に向かっていると、目がショボショボしてくることがありますよね。
これを「疲れ目」と呼びますが、この時疲れているのは、目のどこの部分なのでしょうか?
目の疲れの場所と、その原因を調べてみました。
疲れ目の場所
疲れ目の時に疲れている場所は、目の水晶体を調節している「毛様筋」です。
疲れ目の原因
本を読む時、またはPCを操作している時、目と対象との距離は、数十センチしか離れていません。
それぐらいの近距離に焦点を合わせるには、毛様筋を収縮させる必要があります。
毛様筋を縮め、水晶体を厚くする事で焦点距離を合わせることになります。
画像引用:https://members-club.flets.com/pub/pages/contents/list/bunkamura/ls/life/131114/01.html
ということは、長時間、本を読んでいたり、PCを操作していると、この毛様筋がずっと収縮している状態になるわけです。
目がショボショボするのは、この毛様筋が疲労し、少しでも緊張(収縮状態)を和らげようとしているからです。
ちなみに、目が疲れた時に遠くの山や星を見ると良いと言われているのは、距離が遠い対象を見る事で自然にこの毛様筋が伸びるからです。
画像引用:https://members-club.flets.com/pub/pages/contents/list/bunkamura/ls/life/131114/01.html
まとめ
疲れ目は、近い距離の対象を見続けることで、毛様筋という筋肉が収縮し続けてしまうことが原因で起こります。
ということは、その毛様筋の収縮をうまく和らげてあげれば、疲れがとれるということになります。
例えば、目の周りのツボを指圧する、とか、目の運動をする、などです。
また、蒸しタオルや蒸気が出るアイマスクで目の周りの血行を良くする、という対策も効果的です。
さらに、目薬の配合成分で目の疲れを解消する、とか、ブルーベリーサプリメントで根本的に疲れ目を改善する、という手段もあります。
疲れ目の解消法は別途、以下の記事にまとめましたので、ぜひ確認してみてくださいね。
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