「お正月のお楽しみといえば、なんといっても初売りやバーゲンに福袋!」という、デパートの殺し文句。
合理的に考えると、福袋は損なのではないか、と私は思ってしまうのですが。。
なぜ、人はみな福袋を買うのか?
疑問に思いましたので、調べたことをまとめました。
福袋の本当の価値
まずは、福袋に関する面白い記事をご紹介します。
人はなぜ、福袋を買うのか。
それは、年に一度にしか売られることのない福袋を通じて、ワクワク感や喜びを買っているのです。
人は、福袋そのものを買っているのではありません。福袋を買うことで得られる気持ちや気分を買っているのです。
当然、程度は違うものの、非合理的な消費を極力避ける人もいます。
そんな人の為に、最近では“中身の見える福袋”が売られるようになりました。
これは、福袋と言う名のただのお得セットです。
この売り方は、お客様に合理的に消費をする喜びを与えられても、非合理的に消費をする喜びは与えられません。
合理的に買い物をする喜びと、非合理的に買い物をする喜びは、同じ“喜び”でも、別物です。
http://www.shoubaisekkei.co.jp/column/fukubukuro.html
なるほど、福袋は商品を売っているのではなく、「ワクワク、ドキドキを売っている」といるんですね
確かに、中身が見えている福袋って、ドキドキ、ワクワクを感じないですから。
この文章を読んで、自分にも思い当たる節があることに気づきました。
小さい頃に買っていた、ガチャガチャ。
福袋とガチャガチャの共通点
子供の頃、ドラゴンボールのカードのガチャガチャをやったものです。
どんなカードが出てくるか分からない、あの「ドキドキ、ワクワク」が楽しかったんですよね。
カードだけ欲しければ、お金を出せば買えてしまいます。
がしかし、ガチャガチャで引き当てるからこそ価値がある、そう思っていました。
ガチャガチャと福袋は、「ドキドキ、ワクワク」を提供するという点で似ているのかもしれません。
来年の初売りセール、商品ではなく、「ドキドキ、ワクワク」を買いに行ってはいかがでしょうか?