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あの長寿番組「笑っていいとも」の打ち切りが、本日10/22の生放送でタモリさんから発表されました。
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打ち切りと聞くと、色々と気になります。

・なぜ打ち切りなのか?
・なぜこれだけ続いてきた長寿番組が今終了してしまうのか?
・視聴率低下が原因?タモリのギャラが高いから?
・後番組は何?誰が司会をするのか?

などなど、調べたことをまとめました。


笑っていいともの、はじまり

そもそも、笑っていいとものはじまりは、1982年に遡ります。
「楽しくなければテレビじゃない」というコンセプトで、1982年10月にスタート。
その後、32年間に渡り、お茶の間に愛されてきました。
ちなみに、タモリは「生放送単独司会世界記録」のギネスブックに登録されているようです。


笑っていいともの、打ち切りの理由

さて、気になる打ち切りの理由です。

フジテレビは番組編成上の理由としています。
来年4月からの新番組に力を入れているようで、5月に新しく就任した亀山千広氏の改革では、とも言われています。
詳細な理由は、しかるべき時点で公表する(フジテレビ広報部)とのことですが、どうなのでしょうか。

その他打ち切りの理由としてあげられるのが、視聴率低下。
同時間帯のヒルナンデスが人気を背景に、視聴率は4〜5%という話もあります。

そして、そこにタモリの高額ギャラという問題も。
ビジネスの世界は結局は、コストパフォーマンスに行き着きますので、
ギャラに対する視聴率(=企業の広告効果)がペイしなければ、番組続行も厳しくなるのは当然です。

ところで、タモリはいいともで、どれくらいのギャラを貰っているのでしょうか。
気になったため、調べてみました。


タモリのギャラ

ちょっと古いデータですが、タモリのギャラは1時間400万円〜500万円とのこと(2009年 特冊新撰組)。
1時間で、サラリーマンの一般年収ほどを稼いでいると考えると、恐ろしい時給です。

ちなみに、私の勤務会社でのパーティーでお笑い芸人を呼んだ際には、30分で50万前後でした。
1時間で100万円。事務所に50%と考えると、芸人には50万円/時給、でしょうか(多い見積りかもしれませんが)。

タモリほどの大物芸能人ともなると、お笑い芸人の数倍のギャラはあって当然と考えられるので、400万〜500万/時給、というのは妥当な数字かと思われます。

ところで、この高額時給はタモリだから?と気になりませんか?
他の大物司会者についても、一覧があったので掲載しておきます。


大物司会者の番組1本あたりのギャラ

時給換算すると、タモリは上位クラスのようです。


名前 番組名 1本当りのギャラ
みのもんた 朝ズバッ! 1200~1400万円(3時間)
とんねるず みなさんのおかげでした 700~800万円(1時間)
ダウンタウン HEY!HEY!HEY! 600万円(1時間)
ビートたけし TVタックル 400~500万円(1時間)
タモリ 笑っていいとも! 400~500万円(1時間)
島田紳助 行列のできる法律相談所 400~500万円(1時間)
明石家さんま さんまのSUPERからくりTV 400~500万円(1時間)
和田アキ子 アッコにおまかせ! 300~400万円(1時間)
ナインティナイン めちゃ×2イケてるッ! 300~350万円(1時間)
小倉智昭 とくダネ! 300万円(2時間)
関口宏 サンデーモーニング 250万円(2時間)
古館伊知郎 報道ステーション 250万円(1時間15分)
ココリコ いきなり!黄金伝説。 200万円(1時間)
雨上がり決死隊 アメトーーク 180~200万円(1時間)
黒柳徹子 徹子の部屋 150~200万円(35分)
薬丸裕英 はなまるマーケット 150万円(1時間30分)
今田耕司 爆笑レッドカーペット 80~100万円

【2009年 特冊新鮮組】よりデータ引用。


笑っていいともの後番組

さて、長寿番組の後にはどんな番組になるのか、ですよね。

次の番組は、「ハッピー・ピープル(仮)」という2時間番組。
司会者は、SMAPの中居さんです。
ライオンのごきげんよう、昼ドラは14時以降に移動しての2時間枠ということで、フジテレビの気合の入り方も伺えます。

来年4月からのフジテレビのお昼はどうなるのか?
笑っていいともにお別れをしつつ、中居さんの新番組「ハッピー・ピープル(仮)」に期待したいですね。

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