小さい子どもの高熱が続くと、とても不安になりますよね。特に心配なのは、高熱が3日以上続くとき。
先日、うちの子供(3歳)も、高熱が続き、なかなか下がらないため、小児科にて検査をした結果、アデノウィルスに感染していることが分かりました。

アデノウィルス感染症とはどんな病気なのでしょうか?
気になるアデノウィルスの症状、治療、注意点、検査方法について調べてみました。
パッと読むための目次
アデノウィルスの症状とは?喉の腫れ、目やに、高熱に要注意!
名前にウィルスがついているとおり、風邪の一種で、主に乳幼児から小学生などの小さな子供の間に多くみられます。
39度以上の高い熱(40度を超える場合もしばしばあります)がつづき、5日前後で治るとされています。
喉が赤くなって痛くなることが特徴的で、扁桃に白っぽい膿のようなものがつくこともあります。
結膜炎を起こして、目が赤くなり目やにが出たりします。
アデノウィルスの治療について
ウィルス感染による風邪ですので、残念ながら、特効薬はありません。
他の風邪と同じで、安静と水分補給が大切です。
ここが他の風邪との注意点!登園許可書が必要になることが多い!
アデノウィルスは、とても感染力が強いウィルスであるため、熱が下がり、症状がなくなっても2日程度は、保育園・幼稚園・学校などはお休みし、自宅待機をする必要があります。
登園・登校する際には、病院にて診察をしてもらった上で、登園・登校許可証が必要になることが多いです。通っている園や学校の規則を確認する必要があります。
アデノウィルス感染症の検査方法とは?
長い綿棒を喉の奥に入れ、喉の粘液を採取します。
10分程度で結果の分かる、簡単な検査です。
ただ、喉の奥まで綿棒を突っ込むため、嘔吐く子供が多いです。検査が終わると、お子様に「よく頑張ったね!」と褒めてあげてください。
アデノウィルスは怖くない!
何日も高熱が続くと、何か特殊な病気になったのではないか?!と徐々に不安になってきますよね。でも、アデノウィルスは、風邪の一種であり、決して、命を落とすような病気ではありません。
病気の子供が一週間近く、家にいることになるので、何かと大変ではありますが、気長に見守りましょう^^