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生まれたばかりの赤ちゃんには、虫歯菌がいないことが分かってきました。
しかしながら、大人になっても『一度も虫歯になったことがない』人はどれだけいるのでしょうか???
残念ながら、赤ちゃんが成長する間に、家族(主に母親)から唾液を通じて、虫歯菌に感染すると言われています。
そこで、気になってくるのが、赤ちゃんの口腔内の衛生状態です。
虫歯菌はすでにいるのか?!いるとしたらその量は多いのか?!少ないのか?!
そこで、簡単に口腔内の衛生状態を検査できる、検査キットを紹介いたします。
とっても簡単、虫歯菌検査キットのRDテスト 「昭和」
小児歯科や市の赤ちゃん向け歯科指導での取り扱いが多いです。
検査方法はとっても簡単です。
口の中にいる虫歯菌の数を、レサズリンという指示薬の色の変化で調べることができます。
唾液を少量、スポイドで採取し、丸い専用シールの中央にある指示薬につけます。
唾液には虫歯菌が含まれるので、虫歯菌を温かいところで培養する必要があります。
唾液のついたシールを、お母さんの腕に貼って15分程度待ちます。
この間に体温によって、虫歯菌が培養されます。
虫歯菌の数によって、指示薬が青色(良い)→紫色(普通)→桃色(多い)と変化します。
口腔内の衛生状態を知ることで、今後の対策や予防ができるようになるので、ぜひ検査をおすすめ致します。
赤ちゃんはもちろん、家族(主に母親)の口腔内の衛生状態も見直していきたいですね。