最近、スマホで年賀状を作れるサービスが増えているのをご存知ですか?
年賀状と言えば、郵便局でデザイン付きのものを買ってきたり、お家のプリンタで一枚ずつ印刷していくのが定番。
でも、スマホ一つで、年賀状の作成、印刷、投函までの作業ができるようになってきているんです。
そんな驚きのサービスについて、調べたことをまとめました。
最近の年賀状事情
ここ数年、年賀状の発行部数は減少傾向にあります。以下のグラフの一番右側の棒は2012年の発行部数です。
(グラフ引用元:http://blog.livedoor.jp/blackcode/archives/1839163.html
理由の一つがメールの普及です。
メールで手軽に新年の挨拶ができるため、最近では年賀状を出さずに画像や絵文字でデコレーションしたメールを年賀状の代わりにする方が増えています。そして、スマホの普及により、この傾向はますます顕著になると予想されます。
もう一つあげられるのは2005年に定められた個人情報保護法。
この法律ができたことにより、多くの企業や団体が住所録を作らなくなりました。
住所録がなくなってしまったことで、年賀状を送ることをためらう人も多くなったのではないでしょうか。
そんな背景の中、最近注目を浴びているのが、スマホで年賀状を作成するアプリ。
これをきっかけとして、年賀状発行部数は復活するのか?
以下で、代表的な年賀状作成アプリを紹介していきます。
Yahoo! Japan年賀状アプリ
500種ものテンプレートを選べる選択肢の広さと、操作が簡単な点が特徴。
スマホ操作のみで、年賀状の作成からポストへの投函までできるのだから、非常に簡単。
しかも、自分なりのオリジナリティーも出せるので、もはや手抜きとは言わせないレベル。
■年賀状作成フロー
カンタン5ステップで年賀状が完成する。
【1】無料アプリをApp Store/Google Playよりダウンロード
【2】デザインを作成
500種類以上あるテンプレートから好きなデザインテンプレート及び、写真を選択して、メッセージを入力するだけでオリジナル年賀状が完成!
【3】注文方法(配送方法)を選択
・自宅に送る
・直接相手に送る
・SNSの友達に届ける
【4】お支払い
・クレジットカード決済
・キャリア決済(docomo、au、SoftBank)
・コンビニ決済
・Yahoo!ウォレット決済
※ご注文方法によっては選べない決済方法もございます。
【5】印刷・お届け
デザイン面だけでなく、あて名面も印刷。あなたの自宅か送り先にYahoo! JAPAN年賀状がお届けします。また、住所がわからないTwitter、mixiの友達にも送ることが可能です。
引用:博報堂アイ・スタジオ http://www.i-studio.co.jp/news/2013/11/-yahoo-japan-yahoo-japan-2013111-iosandroid.html
ちなみに料理金ですが、基本料無料で1枚78円から(はがき代除く)とのこと。
リーズナブルな金額です。
筆まめ年賀アプリ
PCソフトでも有名な筆まめのアプリ。特徴はスマホで作成した年賀状をLINEに投稿できる点。
新年は紙の年賀状ではなく、新年の挨拶メールだけで済ます、という方には特にありがたいサービスかと思います。
なお、作成した年賀状をスマホ操作から投函したい場合は、Yahoo! Japan年賀状アプリを使う必要があります。少し手間ですね。
【1】デザインテンプレートから直接写真が撮影できる年賀状やグリーティングカード、フリーフレームなど、デザインのテンプレートを合計20点収録。
写真用のデザインテンプレートでは、テンプレートの画面から写真を撮ることができるため、フレームにぴったり合うようにその場で撮影して、すぐに写真年賀状が完成します。
【2】タッチでデコレーション
ローラースタンプのようなコロコロペンやマスキングテープ風の素材と、ノーマルペン、マーカーペン、ふちつきぺン、ネオンぺン、もこもこぺン、テクスチャペンでデコレーションすることができます。大きさや太さは、自由に設定できます。
【3】細かい操作もらくらく
スマートフォンの小さな画面の中でも編集がしやすいように、パーツリスト(オブジェクトの一覧)がついています。オブジェクトの選択や、重なり順の変更がらくらくできます。
また、for iPhone/for iPad では、デザイン面を拡大表示して編集ができる
ので、細かい位置の調整や確認がさらにかんたんにできます。
【4】メッセージが入れられる
文字入力機能を搭載しているため、自分でお好きなメッセージを入れることができます。また、縦書き・横書き、文字色が自由に選べて、再編集も可能です。影や縁取りなどの文字飾りを付けることもできます。
【5】LINE 投稿が可能。 メール送信、Twitter 投稿もかんたん
作成した年賀状デザインを、アプリから直接 LINE に投稿できるようになりました。スマートフォンや携帯電話、パソコンへのメール送信、Twitter 投稿も可能です。
【6】プリンタで印刷
作成した年賀状は、家庭用プリンタで印刷することができます。
【7】「Yahoo! Japan年賀状」の印刷サービスと連携
「Yahoo! Japan 年賀状」の印刷サービスと連携し、作成した年賀状デザインをアプリから直接、印刷サービスへアップロードすることができます。多くの枚数を印刷する際に便利です。
出典:株式会社筆まめニュースリリース http://www.fudemame.co.jp/news/2013/press2013-11-01-1.pdf
ノハナ年賀状アプリ
「ノハナ年賀状」は、ノハナにアップロードした写真やスマートフォンの中にある写真を利用して、日本郵便発行のお年玉付郵便はがきにデザインし、自宅に郵送するサービス。
普段からノハナを使っている方には便利な年賀状作成アプリでしょう。
ちなみに、Yahoo!年賀状アプリのように、投函サービスは行っていないため、一度自宅に年賀状を配達してもらう必要があります。大体1週間はみておいた方が良いみたいです。
【1】「ノハナ」アプリから利用できる。アプリはiOSとAndroid OS搭載のスマートフォンに対応、App StoreとGoogle Playでそれぞれ無料ダウンロードできる。
【2】スマートフォンから写真を選ぶだけで年賀状に自動レイアウトするのが特徴で、写真年賀状が簡単に作成できる。
【3】作成した写真年賀状を自宅に郵送する。届いた写真年賀状の宛名書き(印刷)と年賀状の投函は自分で行う。
出典:Internet watch http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20131101_621900.html
利用料金は、基本料金が初回1480円(2回目以降740円)、1枚あたり料金が88円。別途、自宅までの送料525円です。
自分が使うなら・・・
ということで、スマホで年賀状を作成するアプリをご紹介してきました。
調べながら、どれも特徴があるので、使用用途によって使い分けるのがGoodだと思いました。
例えば、時間がないのでとにかく投函まで簡単に済ませたい場合には、Yahoo!年賀状アプリ。
時間はかかっても良いので、子供を主体としたカワイイ年賀状を作成したい場合は、ノハナ年賀状アプリ。
紙の年賀状として印刷する予定がなく、新年の挨拶メールとしてLINEで送ることを考えるのであれば、筆まめ年賀アプリ。
さて、あなたはどんなアプリがお好みでしたか?
今年の年賀状作成は、スマホを使うのも一つの手かもしれませんね。