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NISAのおすすめ投資方法とは何か?

NISA

よくFPが投資信託などをおすすめしていますが、正直全くNISAの良さを活かしきれていません。

2013年1年で、約100万円を3倍以上に増やした管理人がNISAの賢い使い方について少し語ります。


NISA口座を開設した株初心者のよくある質問

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インターネットでNISAのことについて調べていると、こんな質問があります。
「NISAで月○円の利益を稼ぎたいのですが」
「NISAでどんな株を買いましたか?」
「NISAでおすすめの高配当株を教えてください」などなど。

日々の株式投資で、相場を張っている管理人からしますと、正直せっかくのNISA口座を活かしきれていないなあと感じてしまいます。

また、よくあるのでが、NISA口座をせっかく作ったにも関わらず、投資信託を買ってしまう方。これは、もったいないです。

そして、当然のように投資信託をすすめるファイナンシャルプランナーの方。
本当に株式投資をやったことあります??と思ってしまいます。


NISA口座を使った必勝法

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前置きが長くなりましたが、NISA口座を使った必勝法をお伝えします。

たぶん、『NISA』を含むキーワードで探しても、出てこないと思います。
『株式投資』で探せば、似たような方法は出てくると思いますが、その必勝法とは、

「NISA口座を作っても、しばらく何もしない」です。

これはどういうことかと言うと、今、株や投資信託を買うと、値下がりする可能性が非常に高いからです。

NISAは1年で100万円までの売買で、資金の回転売買ができません。

となると、一度100万円を使った後は、損切りしたり、銘柄を変えたりと、株式市場の状況に応じてこまめに調整できません。

そう考えると、柔軟で機動的な投資ができません。つまり、流動性が低く、常に下落リスクを抱えることになります。

そのようなNISA口座の特徴を考えると、とるべき投資方法を自ずと決まってきます。

株式市場の暴落時に、100万円を全額投入し、「新興株」に集中投資する。

これです。

ポイントは2つです。

まず、1つ目は、株式市場の暴落時ということ。

1年に1〜数回程度、株式市場には暴落が来ます。

2013年5月には、2日間で日経平均は1,000円以上下げました。
JASDAQやマザーズなどでは、ほとんどの銘柄で前日比マイナス10%以上というのが2連続という状況でした。

NISAはバイアンドホールドが基本ですから、購入したら基本的に値上がりするまで売りません。
従って、暴落時にで相場が総悲観の時にこそNISAで買っておけば、まず負けないでしょう。

そして、ポイント2つ目は、新興株(JASDAQやマザーズ)を買う事です。
暴落時の値下がり幅は、新興株(JASDAQやマザーズ)が特に大きです。そして、暴落からの戻り幅も大きいです。
従って、暴落のタイミングこそ、新興株をNISAで買う事にメリットがあります。


NISAおすすめ投資法

まとめ

ここまでの内容をまとめます。
インターネットで「NISAでどんな株を買いましたか?」という書き込みに対し、私であればこう答えます。

「NISAで買う株はなんでも良いです。ただし、買う時期にだけは注意を払ってください」と。

そして、こう続けます。
「株式相場が暴落するタイミングを待ちましょう。その時に買えば、どんな株でも必ず勝てます。」

「逆に、既に株を買ってしまっている方は要注意です。長期保有を考えていると思いますが、その場合、高い確率で暴落を経験されると思いますので。」

ちなみに、例年ですが、5月は暴落の確率が高いのでご注意ください。

2012年も2013年も5月に暴落しています。

理由はヘッジファンドの決算のための、手仕舞い売りなのですが、とにかく、5月の段階で株式市場が不穏な雰囲気を見せたらすぐに売却してしまいましょう。

管理人は上記考えですので、5月までにNISA口座を作り、ゆっくり暴落を待つ予定です。

株式投資の世界は弱肉強食の世界です。くれぐれも大事な資産を失わないよう、ご注意くださいね。

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