今回のソチオリンピックで浅田真央とキムヨナが引退を表明しました。
フィギュアスケートファンにとっては悲しいニュースになりましたが、23歳で引退って少し早いと思いませんか?
ということで、フィギュアスケートの引退適齢期について少し調べてみました。
パッと読むための目次
浅田真央、キムヨナはソチオリンピックで引退?
今回のソチオリンピックでの見所はやはり、浅田真央とキムヨナの引退をかけた金メダル争いでしょう。
浅田は15歳でシニアのグランプリファイナルで優勝。その後の破竹の快進撃はご存知のとおり。
前回の2010年バンクーバーオリンピックでは 惜しくも銀メダルに終わった浅田が、今回のソチオリンピックに賭ける想いは強いと報道されています。
そして、その想いは、引退を決意させるほど。
ところで、23歳で引退と聞いて、それにしても早いのでは?と疑問に思いませんか?
浅田が引退を表明する一方で、スキージャンプの葛西紀明はまだ現役です。
彼は、1992年のアルベールビルオリンピックに19歳で初出場して以来、計6回の冬季オリンピックに出場しています。言葉は悪いですが、ジャンプの怪物です。
スキージャンプの例は極端でしたが、そもそも、フィギュアスケートの引退適齢期っていつなのでしょうか?
フィギュアスケートの平均引退時期
何人かのフィギュアスケートの引退時期を調べてみました。
伊藤みどり:23歳
荒川静香:24歳
安藤美姫:26歳
高橋大輔:27歳
鈴木朋子:28歳
こう並べてみると、フィギュアスケートの引退年齢時期は他スポーツと比較して、非常に早いと感じます。
伊藤みどりさんも、「一番、キレのある演技ができたのは19歳の時だった」と話しているようで、フィギュアスケートには年齢が重要な要素であることが良く分かります。
では、なぜ引退時期が早いのか?
フィギュアスケート選手の引退時期が早い理由
調べると色々と出てくるのですが、大きな理由は、体力です。
オリンピックなどの競技にでる選手は、1つの演技で行う技の回数が決まっているうえ、大会ではSPとFSを2日連続でこなし、なおかつ、その後は、エキシビジョンまで控えています。
そもそも、ジャンプの転倒だけで大量を相当消耗するので、フィギュアスケートは華麗で美しく見える裏側で、選手は相当ハードな運動をしていると言えます。
そう考えると、体力、瞬発力、筋力、間接への負担などの観点から、フィギュアスケートのピークは18歳〜20歳あたりとなるようです。
ただ、これはフィギュア選手としての話であり、アイスショーなどのプロとしてであれば、長期間活躍ができるので、選手生命としては短いかもしれませんが、プロスケーターとしての寿命は長いと言えるかもしれません。
まとめ
以上、浅田真央とキムヨナの引退宣言から、気になってフィギュアスケートの引退年齢について調べてみました。
今回のソチオリンピックが浅田真央の選手としての最後のショーとなったとしても、プロスケーターとして今後も滑りを見て行きたいと思うのは私だけでしょうか。今後の活躍にも期待したいです。