PM2.5の健康への影響と、日本への飛来時期について調べました。
ぜんそくを持っている方、循環器系、心臓に疾患を持っている方、
また、赤ちゃんや小さい子供さんをお持ちのお母さんは、特にご注意ください。
PM2.5に関するニュース
「PM2.5」に最高レベルの発がん性 WHO専門組織が警告
世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(本部フランス・リヨン、IARC)は17日、
微小粒子状物質「PM2・5」など大気汚染物質による発がんリスクを5段階の危険度のうち最高レベルに分類したと発表した。
出典:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/world/news/131018/erp13101811060005-n1.htm
2010年に大気汚染が原因で死亡した中国国民は123万人と推計。
北京に限らない。上海や広州などの大都市はもちろん、内陸部の中小都市でも大気汚染は深刻化している。
2010年に大気汚染が原因で死亡した国民は123万4000人と推計されている。
これは全死者の15%にも及ぶ。呼吸器系や脳、心臓の疾患も増えている。
出典:SAPIO2013年11月号
PM2.5の健康への影響
慢性疾患の悪化
喘息・アレルギー性鼻炎など
疾病発症のリスク、誘発性が高まる
脳梗塞・癌・突然変異・発達障害など
死亡率が高くなる
呼吸器疾患・脳卒中・心筋梗塞・肺がんなど
影響への懸念
遺伝毒性・中枢神経系へのダメージなど
悪化傾向にあるもの
死亡率・慢性疾患・入院患者の増加など
PM2.5の日本への影響、飛来時期
PM2.5の飛来が多い、春と秋に要注意。
中国国内の映像を見てもわかるように、PM2.5は上空1000メートルぐらいの低い場所を浮遊しています。
したがって、日本への影響が心配されるのは上空1万メートルに吹く偏西風に乗って飛んでくるものよりも、季節風に乗って飛来するもの。
そちらのほうが圧倒的に多いと考えられます。
夏の高気圧は風の流れが1万メートルと背が高いのに対し、移動性高気圧は背が低く、風の流れは1000~2000メートル。
そのため、中国で発生したものが、移動性高気圧が日本に張り出してくる春と秋、季節風によって運ばれてくるのです。
出典:週刊実話 http://npn.co.jp/article/detail/25754288/
ぜんそくを持っている方、循環器系、心臓に疾患を持っている方、
また、赤ちゃんや小さい子供さんをお持ちのお母さんは、
特にこのPM2.5についてはご注意くださいね。