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正月飾りと言えば、門松、しめ縄・しめ飾り・輪飾り
飾る場所、方法、時期は?

これらの飾る場所、方法、時期って意外に知らなかったりしませんか?
ということで、調べたことをまとめてみました。


門松を立てる時期

門や玄関には歳神様が宿る門松を左右一対にし、12月26日〜28日、または30日に立てるの一般的です。
玄関に向かって右に葉の固い雄末、左にやわらかい雌松を立てます。

29日は「二重苦(にじゅうく)」に通じ、31日は「一夜飾り」となって不吉なので避けましょう。

門松を納める時期は、だいたい1月6日か1月7日になります。

ちなみに、門松の由来も調べてみたので、以下で紹介します。


門松の由来

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松の枝は、空から降りてくる歳神様を手を広げて待ち受けている形に見えるのと、「松」と「待つ」が同じ音なので、「神を待つ木」となったと言われています。

やがて、長寿を招く縁起物として竹が使われるようになり、現在の門松の形になりました。


しめ縄・しめ飾り・輪飾り

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しめ縄・しめ飾り・輪飾りは遅くとも12月30日までに、古い年のけがれを清め新年の厄除けのために飾り、1月6日の夕方には納めます。

■ しめ縄
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画像引用:http://www.otomisan.com/pickup/shimenawa/

しめ縄には、七すじ、五すじ、三すじのわらを下げ、あいだに紙垂(四手)を下げます
張るときは神棚の神前に向かって右がわらの根の部分になるようにかけます。

■ しめ飾り
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画像引用:http://blog.livedoor.jp/borocso/archives/1203681.html

しめ飾りは、しめ縄に裏白(うらじろ)、昆布、橙(だいだい)などの縁起物をつけ、紙垂と水引をあしらいます。

裏白は「後ろ暗いことがない」、昆布は「よろこんぶ」、橙は「家が代々繁盛」の語呂合わせからきています。

飾る場所は玄関の軒下の中央が一般的です。

■ 輪飾り
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画像引用:http://blog.livedoor.jp/yugawara_fukiya/archives/2010-12.html

しめ飾りを小さくした輪飾りは台所口や車などに飾ります。


まとめ

早いもので今年ももう終わりに近づいて来ています。
今年のけがれを清め、また新しい新年を迎えるための参考になりましたら幸いです。

皆様もよい年をお迎え下さいますようお祈りしております^^

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