なかなか冷めないので、猫舌の方にとってはなかなかお茶を飲めなく、困った経験があるのではないでしょうか。
本記事では、高級お寿司屋さん、回転寿司で出されるお茶はなぜ熱いのか?という雑学をお届けします。
お寿司屋のお茶(あがり)は敢えて熱くしている
寿司屋に行くとお寿司のネタとともに必ず出てくるのが熱いお茶。
熱すぎて飲めないので、冷ましてから飲もうとしていても、冷めた頃には下げられてしまい、また熱いお茶が出されているということも。
もう少しぬるめのお茶の方が飲むやすいという方もいると思いますが、お寿司屋で熱いお茶を出すには理由があるようです。
お寿司屋のお茶(あがり)が熱い理由
いわずもがなですが、寿司は生の魚を味わうものです。
肉料理のようなしつこさはありませんが、脂がのった大トロなどを食べると、口の中はアブラっぽくなります。
口の中に脂分が残ってしまうと、次に食べるお寿司の味が半減してしまう。。。
実は口の中のアブラっぽさを解消してくれるのが「熱いお茶」なのです。
脂は熱に溶けやすい性質をもっているので、寿司屋では、敢えて「熱い」お茶を出しているわけです。
私たちお客さんが、美味しく寿司を食べることができるように、という配慮だったんですね(決して猫舌の方への嫌がらせではなく)。
ちなみに、お茶がぬるいと、お客さんはついついお茶を飲み過ぎて、肝心の寿司を食べられなくなりますよね。
お茶でお腹が一杯にならないように、というお店側の事情もあるのだとか。
まとめ
寿司屋のお茶(あがり)が熱い理由をまとめます。
1. 口の中のアブラっぽさを解消し、美味しく寿司を食べるため。
2. お客さんがお茶を飲み過ぎて、お腹一杯にならないため。
チェーン展開している寿司屋では 冷たいお茶なども置いてありますが、 敷居の高いお店では熱いお茶が定番のようです。
家族や友人、恋人とお寿司屋に行った際には、お茶にも注目してみてはいかがでしょうか。
お寿司のネタならぬ、話のネタにしていただければ幸いです。